
大阪日本ポルトガル協会 名誉会長
ジョセ・デ・フレイタス・フェラース
駐日ポルトガル大使
まずは、ポルトガル国民ならびにポルトガル政府を代表し、この度の巨大地震とそれに伴う津波によって被災されたすべての方々に連帯を表するとともに、心よりお見舞いを申し上げます。これまでの日本がそうであったように、3月11日に被災した地域が日本のみなさまのお力によって早期に復旧復興することと確信しております。
東北関東大震災はわたくしの来日早々に発生したこととなりますが、大震災後まもなく、ポルトガルと日本の500年にわたる歴史を物語る記述を目にする機会があり、改めてポルトガルと日本の長い交流の歴史を再確認いたしました。その記述とは、1596年にポルトガル人が著した、大分、京都、大阪において発生した自然災害に関する記録でした。
両国の友好の絆を、いっそう強いものとするためご活躍いただいております大阪日本ポルトガル協会の皆様には深く感謝するとともに、謹んでご挨拶申し上げます。ポルトガルの友人である皆様のご支援ご協力の下、両国を結ぶ主要な分野において関係を更に緊密化させるため、わたくしは最大限の努力をする所存でおります。

大阪日本ポルトガル協会 会長
稲畑 勝太郎
大阪日本ポルトガル協会は、1994年11月、前会長・稲畑勝雄(現・名誉顧問)が皆様のご協力の下に設立いたしました。以来16年余りに亘って協会の運営を支援して下さいました、役員・会員の皆様には改めて厚く御礼申し上げます。
両国の交流の歴史は1543年の種子島に始まり、1860年に日葡修好通商条約として正式に外交関係が樹立されてからも、すでに150年の月日が流れています。この間、両国は通商に留まらず、文化面に至るまで交流を深め、ポルトガルの文化はわが国の文化にも大きな影響を与えてきました。室町時代の末期に来日したフランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝えたことや、「カステラ」「カルタ」などの言葉の語源がポルトガル語であることは今ではよく知られています。
また、今回の東日本大震災の発生に際しては、ポルトガル政府がいち早く支援を表明して下さいましたことも、両国の歴史を象徴する出来事として会員各位の胸に刻まれていることと拝察いたします。
今後も役員・会員の皆様と共にポルトガルとの交流を更に深め、両国の親善に貢献してまいりたいと考えております。
